著者:別形式 | Akashi, Masakazu / Yokouchi, Yasumichi / Muto, Yukimasa / Hatakeyama, Eiko / Nagato, Hisanori |
著者:所属(別形式) | Josai University, Faculty of Science / Josai University, Faculty of Science / Josai University, Faculty of Science / Josai University, Faculty of Science / Josai University, Faculty of Science |
抄録 | 城西大学の一般学生とスポーツ選手との形態をスポーツ種目別に比較してスポーツ種目別の形態的特徴を明らかにすると共に最大無酸素パワーについても検討した結果次の通りであった。1)身長では, バレーボール選手の平均値は競技特性から他種目選手より明らかに高く, 陸上長距離, 剣道選手の平均値は, 一般学生の平均値より低い値をした。2)体重, 胸囲では, 柔道, 硬式野球, バレーボール選手以外の各種目選手は, スポーツ選手の平均値より低い値を示した。パフォーマンスを高めるには, 体重を増加するのが重要である。3)大腿囲, 下腿囲では, 柔道, 硬式野球, バレーボール選手は, ほぼ同じ値か高く, 短距離選手は, 下腿囲のみほぼ同じ値を示し, 他の種目選手は, 全て低い値を示した。4)体脂肪率では, 陸上短距離, 長距離選手が低い値を示し, 柔道選手以外の各種目選手, スポーツ選手の平均値とほぼ同じ値を示した。5)最大無酸素パワーでは, 一流選手と比較すると陸上長距離選手以外, 全て低い値を示した。今後はスポーツ種目別に合理的なトレーニングを行い, 体重, 除脂肪体重を増加させると共に筋の質を高めることがパフォーマンス向上に結びつくと推測される。稿をおわるに当たり, 統計処理に尽力いただいた城西大学情報処理センター石井宏所員に深謝します。 |